2019年9月6日
前回に引き続き、留学生の家族の呼び寄せについて説明します。
今回は、家族を呼ぶために必要な収入・資産についての説明です。
家族を呼ぶために必要な収入・資産について
入管は、留学生が家族を呼ぶためにどれくらいの収入・資産が必要であるかを公表していません。
もちろん、収入・資産は、多ければ多いほど許可される可能性は高くなります。
もっとも、「留学」は学校で勉強をするための在留資格なので、継続的に安定した収入を得られることを示す必要はなく、在学中に生活が困窮しないことを証明することで足ります。
つまり、おおむね1年間家族が困窮せずに暮らせることができる収入・資産を証明することができれば、在留資格「家族滞在」が認められる可能性は高くなります。
最低ラインとしては、過去に許可されたケースから考えると、1年間に必要な金額として、留学生と配偶者の2人で生活する場合には200万円程度、留学生と配偶者と子1人の3人で生活する場合には250万円程度の収入・資産があることを証明する必要があると考えられます。
以上、留学生の家族の呼び寄せについて説明しました。
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