2019年8月30日
前回に引き続き、永住許可申請に必要な収入について説明します。
今回は、永住許可されるために必要な年収についての説明です。
永住許可されるために必要な年収
法務省・入管は、永住許可申請が許可されるために必要な収入を公表していません。
しかし、過去に許可されたケースから考えると、年収300万円程度がボーダーとなっているようです。
永住許可申請をするときには、過去5年分の年収を確認することができる書類(課税証明書、所得証明書など)を提出しなければいけません。
原則として、この過去5年間すべての期間で年収が300万円以上であることが望ましいです。
家族全員で申請する場合
年収300万円程度というのは、単独で申請する際のボーダーです。
永住許可申請は家族全員で申請することができるのですが、その場合は、年間の世帯収入(夫と妻との収入の合計)として300万円+(家族の人数-1)×80万円程度の収入があると許可の可能性が高くなります。
つまり、両親と子ども2人の4人家族の場合には、300万円+80万円×3=540万円程度の世帯収入があると、許可の可能性が高くなるでしょう。
次回は、貯金について及び永住許可に必要なその他の条件について説明します。
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